カテゴリ:
僕の社会人のキャリアの最初の方からずっと受けてる試験なので、いい加減受かりたいなと思いつつ、いい加減な対策しかしていないで受験だけはしたからとりあえず褒めて欲しい。

当日受験者は4割くらいだった気がするので、0次試験(ハンター試験会場への到達)はクリアしたということか。

「焼き方は、弱火でじっくり」


試験名が、「情報セキュリティスペシャリスト」だった時代から受けていて、多分初受験は、2011年か2012年の頃。

最初の会社でISMSの事務局を任されて、社長にエンジニアじゃなくても受けられるし、がんばりゃ受かるんじゃないか、というか受かるくらいのポテンシャルがないと、、、と煽られて、様々なその前の基本的な試験をすっ飛ばして、最初から「情報セキュリティスペシャリスト」一本で受験してました。

3回くらい、午前1の足切り問題(セキュリティ以外の知識も多め)でダメで、奇跡的に午前1に受かった後、筆記問題の調子が良く、問題の運も良くて、午後2ほぼ満点( 採点されてないから自己評価だけど)午後1はあと2点、というのが一番合格に近かった時かな。

その後、法務に転職して、しばらく受けてなくて、またちょっと受けて、やめて、 気が向いたのでまた受けてみた。 それが今。


受けてみての感想。

毎年アップデートされているというか、午前1の問題や技術トピックなどがタイムリーになっている印象。
エンジニア職でなくとも、この試験の勉強を通じて知識を補充するのはとても良いと思う。座学でも、一定の効果あり。実務でも「進研ゼミで出てたところだ!」ってなること請け合い。

わたしとしては、「キルアの気持ち」「ヒソカの気持ち」で受けてみた。あれ?もう終わり?みたいな。

午後1をがりがり解く気力がなかったので、問題文を読んで、わかりそうなところをノリで埋めてみた。
一応、まぐれで受かることもあるかなぁと思って、選択肢も全部入れてみたよ。

(実際、受かる気がしなかった時に、一言「フィッシングサイト」という単語をど忘れして書かなかった結果、合格しなかったという経験があるので、、、)

FullSizeRender


法務の業務で、個人情報を担当することも珍しくないだろうし、個人情報と言ったら、情報セキュリティの理解も欠かせないだろうから、勉強して損はない資格だと思うし、キャリアの武器にもなると思います。技術やセキュリティに関する何となくじゃない理解を持っている人が、法務に限らず増えていくといいと思う。
理解を妨げているのは、「それは僕の領域じゃない」という自分自身の認識が多いんじゃないかと思うわけで。(法務の組織論とかとは別の次元の話としてね)