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一年前と比較して、自分自身が手を動かして契約書をドラフトする量はだいぶ少なくなった様に感じる。

その代わり、メンバーにタスクをアサインしたり、依頼したり割り振りをする役割になっている。

また、法務として、サービス部門として現場の手をかけさせない様に極力、管理系業務を巻き取ってきたのがこれまでだとしたら、

現場に責任と当事者意識をもってもらう為にも、大枠のルールを決めた上でそれを自主的に運用してもらうスタイルに移行してきた。

これは、会社ごとに取るマネジメントのスタイルにもよると思う。


私の感想では、あまりに巻き取りすぎると現場の人たちに、かなり基本的なことの知識や自覚が育ちにくくなる傾向があるのではないかなと思う。


いずれにしても、「これはどちらかがやるべき」という決まりはないと思うし、会社のITインフラの状況などにもよると思う。

そして、この辺りの方向性を決めるのも経営の仕事の1つだと思う。


やりかたは一つではないんだな、というのを気づけたのも転職して良かったポイントだと思う。
自分の凝り固まった考えがほぐされた。


これまで得た経験も武器の一つに、引き出しの数を増やしていこうと思う。

ひとつ、また、ひとつ。