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久しぶりにこんなに特定のサービスに意識を持っていかれた気がします。

音声型SNSという風に紹介されることが多い「Clubhouse(クラブハウス)」

色んな意味で、今だからこれだけ注目されている、これからのインターネットのあり方を示唆しているアプリサービスだなぁ、、、と。


使い始めている人には説明はいらない、使っていない人に正確にニュアンスを伝えるのが困難なので、iOSデバイス限定という制約があるのですが、iOSデバイスを保有している人は是非体験をオススメします。

サービスの面白さもさることながら、「このサービスを使って新しいことを試してみようとしている人々の行動」こそが最大のコンテンツに今はなっているなぁと感じます。
まさにプラットフォームサービスと言うべきか・・・。

私の使い方としては、元々リアルでもネットでも長年お世話になっている人たちで、こういった新規サービスに対するアクションが早い人達の恩恵を受けて、法務系のトークイベントや、特定のテーマを絞ったセミナー(それこそ普通に有料セミナーに値するような内容)を聞く機会に恵まれました。
また、自分自身が話す立場に昨日なったりもしました。

昨日の登壇イベントにおいても語りましたが、いろいろこの1週間にも満たない喧騒と熱狂を振り返る中で感じたことをまとめてみると、、、
  • コロナ禍で激減した人と人との偶然の出会いを促進するプロダクトの設計
  • 現実においても影響力があり話すテーマが豊富にある人にとってよりその発信力を高める仕組み
  • これまでの現実では起こり得なかったアクシデント的なコラボレーション(突然の有名人の参加)


法務関連以外にも、VC(ベンチャーキャピタリスト)の方や、デザイナーの方の登壇イベント、ざっくばらんなトークを聞いていると、そこで登壇されている方が元同僚の方がいたりするからなのか、フラッとオフィスでセミナーをしているのをコーヒーを淹れるついでについつい聞いてしまう感覚に似ているなぁと思いました。

感覚としては、”オフィス”という存在が拡張された感じ。



これからこのサービスがマス向けに広がっていくのか、有料化、プレミアムサービス化していくのか
海外ではすでに起きているという様々な問題が日本においてもどのように現れるのか


一つのプラットフォームの生態系としてここまで興味深いものもなかなかないなぁという感じです。


1年後に「クラブハウス? そんなのあったね~」という風になるのかもしれませんが、少なくともこの数日の熱狂の体験はなかなか忘れられそうにありません。


※最初は貴重だった招待券 追加付与されて、結構余らせてる人多そうですよね。