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最初の「僕は君たちに武器を配りたい」からおそらく瀧本さんの本は全て読んでます。

この方の著書に対しては、読むたびに毎回不満をぶつけたり、批判的に読むのですが
この本のあとがきにもあるようにそれは著者にも望まれた読み方のようです。

さて、今回の「戦略がすべて」
カバーの帯には「バカは市場で勝ち残れない」とかなり挑発的な文言が書かれています。

もとが雑誌のコラムを一つにまとめたものなので、その時々の話題を題材にMBAの経営戦略にある思考方法を説明するというのがこの本の基本的な構成です。

よく言えば親しみやすく身近な題材で考えやすい、悪く言えば雑食気味の読後感。

様々な雑誌の連載を一つの新書にまとめる方法として、「ケーススタディの本」という体裁をとるのはなかなか優れた方法(言い訳?)だなぁ、と思いました。

個々の題材に対するレビューは話題が広がりすぎるのでここでは割愛しますが、
冒頭に紹介した「僕は君たちに武器を配りたい」を読んだのが確か2011年の夏頃で、
その当時は「とはいえここに書いていることは先進的すぎるし、そう簡単に日本社会は変わらないよなぁ。。。」くらいのテンションで読んでいましたが、継続的に読んでいるとその印象がどんどん身近になって、いよいよいろんな物事がここに書かれているように変わっていくんだろうなぁという実感を持つようになってきたということがあります。


これからも、新たしい本が出るたびにぶつくさ文句を言いながらも読んでしまうのでしょうかね。


 

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240ページぐらいまでは勢い良く読み進められたんですが、強烈なストップがかかりこのまま読み終わらなそうな雰囲気が漂ってきたのでここで一旦アウトプットしてまたちょこちょこ読み進める予定です。




前から読みたいな〜と思っていた本をオアゾの本屋で見つけたので勢いで買いました。GWの課題図書の一つかな。

著者の磯崎哲也さんは ご自身のブログ「isolog」で知りました。
(確か、kataxさんが"契約法務の未来の姿を描写したエントリーではこの記事が他の追随を許さない"的にご紹介されていた 「オープンな法体系」 が直接的に意識したきっかけだったような)


(1)本の概要
イケてるベンチャーが増えることで日本の経済的にもいろいろ好循環が生まれる。その際にファイナンスの面などでいろいろミスをしてせっかくのイケてるベンチャーが拡大しきれないということが往往にしてあるのでその転ばぬ先の杖的に注意点などを紹介する本。

(2)オモシロ? ツマラン?
鼻血が出るほど面白かった。
というよりもいろいろベンチャー周りについて誤解していたことが解けたり、薄々感じていたことが確信に変わったりして良かった。
そして、「法務」 的な立ち位置、「中小企業診断士」的な可能性などがより鮮明になるというか、キャリアの道筋を照らしてくれるような本だった。


どうしてなのか分からないが、私は個人的にITベンチャーとかスタートアップとかに本能的に関心がある期間がここ数年続いているんだけど、その関心をもとにどういう風に動いていけばいいのかというのも少し見えてきたような感じがした。

今更だけど整理の意味も込めて自分のここ数年の心の動きに影響を与えた事象を見てみよう。

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司法試験チャレンジが終わった2011年5月以降はいろんな活動をした。

その中で某NPOで調査活動をお手伝いするプロボノというものに参加した
(途中でバックれましたが、、、すいません)


そこで初めて強烈に、「最近の東京の方の"イケてる"学生にはNPOやら起業やらが流行っているらしい」ということに気がついた。

2007年4月〜2011年5月の4年間はロースクールというある意味世間と断絶した所にいたので、その空気感がすごい新鮮だった。

ひょっとしたら自分が大学生だった2003年〜2007年の間にもそういう雰囲気の根はあったのかもしれないが、「(司法試験を目指す)自分とは違う世界かな」という感じでスルーしていた感があったのかも。


当時の大学でバンドサークルに所属して、ある意味司法試験の勉強よりも熱中していた、軸足があったのは良かったのかもしれない。

その頃のサークルの非法律系の友人、知り合い(の知り合い)たちは
 ・Googleにいたり
 ・起業していたり
 ・自分の名前を冠したベンチャーキャピタルを立ち上げていたり
 ・スタートアップを冠したブログで炎上していたり


・・・ということに気がついた。

多分ここで、「あいつらがやっているなら自分だって」みたいな意識が強烈に沸いたんだと思います。


これはなんだ? なんなんだ? と正直思いました。


たまたまか?



しかし、残念ながら彼らの操っている言葉、常識とされている価値観がよく分からない・・・横文字だらけだったりする。。。数字もちょっとよくわからない、モドカシイ。。。




そんな中最近、そういうベンチャー支援を前面に押し出した法律事務所のサービスも少しずつ出てきたようだった
 AZXさんやGVAさん

自分としてはものすごく面白そうだな! これからはみんなこぞってこの方向に行くだろうな! くらいに思っていたりするけど、、、まだまだ一般的ではない模様。。。。


んで、この本を読んだんですが分かったことはこういうことです。


 ・イケてるベンチャーが増えるのはいいこと
 ・自分自身が起業するタイプじゃなくても支援する人材はニーズがある
 ・まだまだこの分野の専門家の支援は足りていない
 ・ベンチャーや起業家の「生態系」が重要。
 ・知り合いがたくさん起業していたりすると、
  自分もやってやる!という人が後に続いて業界に勢いがつく


みたいな感じで、自分が不思議でならなかった動きというか、最近の自分の身の回りの動きに説明がついた&大きな流れがあるんだなということがわかりました。


以上のような文脈で、法務による契約書のオープンソース化というか自動化というか、ベンチャーの成長を阻害しない、促進するためのスキームが(ポジティブな文脈で)必要とされているんだなということが理解できました。

そして、ある程度ファナンスに対して理解している、数字に対しても抵抗がないような人材である必要もあるんだなということの実感がより理解できました。
DCF法とか事業計画の作り方とか、税務に対する理解や、M&Aの際に気をつけるべきこと、ストックオプションの本当の意味だったり。。。


正直、「実体がよくわからないもの」という認識で会社法、会社周りについては苦手意識がありました。
しかし、身近なもの、知り合いが作り上げているもの、自分が使っているサービスということでぐっと近くなってきたし、それを支援することの社会的な意義のようなものも感じ取れるようになってきたような気がします。


「中小企業診断士によるベンチャー支援」みたいな感じで、自分自身がその「士」を名乗るかは別として、そのあたりのニーズというものを感じることができました。


まとまりがないですがそんな感じです。

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リーガルサービスの経済学 という一連の記事が話題になっています。


項目だけ流し読みした感じですけどどことなく
「数理法務概論」のトピックを彷彿とさせるような。



facebook上のコメントのやりとりはこの類ではめずらしく
ガチンコでやりあってらっしゃるような感じが非常に興味深く。

 中小企業診断士試験の勉強でかじっている企業経営理論とかもね。


「法務部門コンサルタント」みたいな感じで企業内にリーガルサービスを提供する仕組みを根付かせるビジネスができないか常々考えていたりするんだけど、自分が当事者だったりするから「考えている」というか自分がしっかりできるようになれよって感じではあるんですが。

久しぶりに、その辺を本業でやられている方ともお話しする機会があるので、ちょっと自分の考えというかアイデアを聞いてもらう予定です。


この手の話ではどうも悲観論になりがちというか、仕事がなくなる! みたいなトーンになりがちなのをどうにかできないかなという問題意識もある。

いや、好きな仕事なんだからもっと前向きに考えたいよね、みたいな程度のイメージなんですけどね。

 

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今更なんですけど、日にちを設定すると、それまでの日数をカウントダウンしてくれるというアプリを入れて色々な日にちを設定しています。

例えば、TOEICの試験までちょうど30日だとか、32歳まで138日だとか、今年の終わりまであと321日だとか。

それ以外にもいろんな記念日、試験日があって、それを一覧で見られるので結構面白いです。



この前うっすらとした40歳になった時の目標として、母校ロースクールで情報法の講義をするという目標も、あと3060日だということが分かりました。講義の準備に取り掛からねば。


ちなみに、仮に自分の寿命を何歳かと設定して入れてみるのが、ある意味このアプリの真骨頂だと思うのですが、私の場合そこそこ長生きはするだろうと思って「83歳」と入れてみました。

83歳まで、、、、あと何日だと思いますか?





今、31歳なので、あと18766日だそうです。



長いのか、長くないのか。



こうやって考えてみると、そもそも40歳になったときに情報法というカテゴリーの学問が存在しているのか、facebookに変わるいろんなサービスが出ていて、facebookは古典になっているんじゃないかとか、現実的にその目標における予測を立ててみたくなりますね。



あなたの SEKAI NO OWARI まで あと何日? 



そういえばたまたまBBCのアプリを立ち上げたらこんな記事を見つけました。

Facebook rolls out feature for users when they die


facebookの利用者が亡くなった後にそのアカウントをどういう風に利用するかとか、そういう話だと思いました。

自分がまさに関心を持っている SMS(Social Memorial Service  造語です)分野の話で、最近だと「さとなお」さんが「ライフチェスト」というサービスを立ち上げられていたり、Yahooエンディングというサービスもあったりしますよね。  

個人的に、自分が社長をやって、起業をするならばこの分野だと決めているんですが、間違いなくニーズがどんどん高まる分野だと思います。

火葬場不足になるとかいうニュースもありましたしね。


目を背けるとか、そういう話ではなく、ごくごく自然に訪れるものとして、日々日数のカウントダウンをみながら 自分の JYUMYO NO OWARI についてアイデアを巡らせてみようと思います。 


ちなみに、 もしこのブログが急に何ヶ月も更新されなくなったりして、何かがあったら、このブログのコメント欄に芸能人のブログみたいにたくさんコメント書いてもらってOKです。


アカウントの当事者に何かがあったときにそれを自然に知らせる仕組みが一つの課題ですよね。

メールでの確認とかもあるみたいだけど、面倒だしね。 

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中小企業診断士の勉強していると分かるんですけど、
中小企業診断士って結構ベンチャー企業とか起業(「スタートアップ」)を
支援する事を仕事の一つとして位置づけているみたいなんですよね。

中小企業政策とか勉強していると、起業の支援となる国の様々な制度について
説明しています。

信用保証協会の仕組みとか、補助金のアドバイスとかするのも仕事みたい。

しかし、あんまり目立って中小企業診断士がそういうスタートアップ支援をしている
というのを聞かない。

バスワードだとおもっていた「オウンド・メディア」(自社サイトを上手く使って宣伝すること)に
ついても テキストにちゃんと載っていたしね。

ちきりんさんが書いていた補助金ゴロというか、補助金をもらう事が目的となっているビジネス
みたいなのも、上手く交通整理して、本当に必要としている人に適切に補助金が
行き渡るような仕事をするのも、中業企業診断士の使命になりうるんじゃないかな。

教育補助金が受けられるんで、うちの教育サービス使いませんか?
というようなのもたまにあるけども、あれも、、、似たようなものかしら。


 ★まとめ

国は基本、ベンチャー企業の挑戦、起業を奨励していて
色々制度で応援しているけど、それが上手く必要な人にまだまだ届いていない。
それをちゃんと届く様にする事も仕事の一つになりうると思うし、
中小企業診断士はその仕事を期待されていると思う。

 

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家入さんの著作はなんだかんだ結構読んでます。

「こんな僕でも社長になれた」は普通に良作の自伝でした。
ちょっとしたITバブルの頃の傍流の話を知る事も出来ましたし。

15歳というのは印鑑登録?をする事が可能な年齢で
実務的に会社を作れる年齢という事でつけたタイトルですが
ついこの間の日経新聞の記事でまんまそういうのがありましたね。

就職するだけがキャリアではないし、
今の時代プログラミングなんかを自分で学んだら
中学高校の時から自分でサービスをリリースも出来る。

むしろ失うものの少ない十代の頃の方が気軽にチャレンジ出来るよ。

みたいな感じのアドバイスですが、
無責任に起業を薦めるのではなくて、その際に必要な知識や倒産ということや
親御さんへのメッセージや、教師に対してのメッセージなど
教育的配慮もなされた記述になっています。

これを読んだ瞬間からよっしゃー今から社長になるぞーーー

と、いうテンションになるというよりも
なるほど、そういう風に会社を作る事が出来たり
仲間を集める事が大事だったり
話を聞いてくれる大人を作る事が出来るんだなと

学校ではきっと教わらない「ちょっと悪い大人」から教わるような
そんな本になっています。

とはいえ、きっと今も進学校の高校生は偏差値上位の大学を目指す人が
大半でしょうし、リスクを取る学生ばかりではないでしょうね。


そんな感じで面白い人だと思います。

今度は「宗教革命?」宗教をアップデートするということを
考えているそうで、一部では私も共感する部分が結構あります。

いま、作りたいなーと思っているサービスがまさにそういう部分ですし、
私自身「宗教」については個人的な体験、何ともしがたい経験をしているので
非常に面白い視点だと思います。
(ただ上祐氏との対談ってのは、
 オウム事件をリアルタイムで知っている世代には
 ものすごい抵抗があると思うんだけどな。。。)

そういうことで、私個人としては気になる人なんですけども、
リアル就職活動をしている学生さんとか、そのあたりには
どのくらいリーチしている人なんでしょうね。

やっぱり、ごく特定のエリアでの人気なんでしょうかね。

 

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瀧本さんの本は気づいたら全部読んでいます。

第一弾ははっきり言ってなんか駄作だな〜と思っていたんですけど、
(というよりムカついて、弟にあげたので手元には無い)
他の本を読んでいくうちに何となく分かってきて、
そもそもターゲットが明確に私たち世代なので。

今回の本もまぁ、まぁという感じでした。
瀧本さんのキャリアが詳しく紹介されていましたね。

「オトバンク」のくだりは、実は私自身とあるアルバイトで
関わっていて、間接的に知っていた会社だったので驚きました。

今はどうなんですかね。「朗読少女」どうなっているんでしょうね。

一時期あそこの社長沢山メディアに出ていましたけど。

あとは瀧本さんと言えば、 法学クラスタ的には
民法の内田先生の助手だったという事が有名ですよね。

法学の教授の道よりもコンサルの方がこれからはいけてるぜ!
って判断してキャリアチェンジされた事も自慢されています。

そう、学部生からスキップしていきなり助手になる道があるって言うの
やっぱり本当だったんですね。

私の知り合いの民法の平野ゼミの早稲田の方にいた
海城高校出身のバスケ部の後輩の子にも同じような待遇の人がいて
まじかよ〜と思っていました。


という感じに、超絶優秀で人とは違った観点から優秀なキャリアを経られた
瀧本さんより頂けるありがたい言葉がこの本には詰まっている訳ですが。

特に異論はありませんな。

 というより、私も友だちいらない、というか友だちいないっていう感じなので。
このタイトルはかなりキャッチーでした。

友だちではなく共通の目的を持った仲間を秘密裏に作って
ゲリラ作戦を仕掛けてゆこうぜ! みたいな。

強い組織を作る為には、指輪物語の登場人物みたいな
ドワーフやエルフなどの多様性のあるメンバーガいた方が良いというのは
今いる組織でみんなキャラ違うな〜と当てはめながら読んでみたりして
楽しかったですね。

理解出来るんですけど、ただ、SNSで繋がるだけのなれ合いの友だちはいらない
という下りは、個人的にはう〜ん。

SNS上で結構有志の仲間とは有益なつながりを得られている気がしますし
オンライン上でこのブログきっかけで繋がった仲間?もいるので
ことさらそこを否定する必要も無いような。

みんなリアルに集まれるばかりじゃないですから。

もちろん、いわんとしている事は分かりますよ。

ということで、
自転車ロードバイクの秘密組織とか
スポーツのつながりとか
会社の仕事を越えて個人的にWebサービスを開発していって
副業的に、起業をするとか

そういった事を自分で有能な共通の目的を持った仲間を探して
この時代をサバイブしていこうぜ!

というような話でした。

いいですね、よし、俺の思っていたのと同じだぜ!

みたいな感じでしたね。

 

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